2008年 07月 02日
『シアトルの伝説のカフェ』を読んだ
シアトルの伝説のカフェ
レスリー・A・ヤークス / / ランダムハウス講談社
ISBN : 4270100729
スコア選択: ※※※
シアトルでカフェ、とくれば誰しもが思い浮かべるのは「スターバックス」でしょう。私もこの本を手にした時は、研修旅行で訪れたシアトルの「スターバックス1号店」を思い浮かべていました。スターバックスのサクセスストーリーを描いたビジネス本の文庫化。「個人的には撤退が相次ぐシアトルズ・ベスト・コーヒーの方が好きなんだけどなー」と思いつつスターバックスの経営方針でも読むか、と思って買い求めました。
ところがどっこい、この本は、スターバックスを筆頭にした、カフェ激戦区のシアトルにあって、常に行列の絶えない1軒の個人経営のカフェを題材としたビジネス書でした。
ビジネスに必要な4つのP(Passion情熱,People人材,Personal個人的繋がり,Product商品)について解りやすい平易な文章で解説が加えてありました。
私は現在接客業ではありません。しかしとくにPassionについては考えさせられました。「自分は今の仕事に情熱を持っているか?」という問いに対する答えは「NO」。「では、何故情熱が持てないのか?」「他にやりたい仕事があるから」。
結局、自分の根源的な欲求に戻って来てしまう訳です。
現在の仕事は、営業職と違って、根っから嫌いだという訳ではありません。積み上げたものが知識という形で残っていくという意味では、やりがいのある仕事であるとは言えます。疲れに打ちのめされているだけではなく、前向きな気持ちで仕事に取り組むことに多少なりともキモチを向けよう、そんな気にさせてくれる本でした。
レスリー・A・ヤークス / / ランダムハウス講談社
ISBN : 4270100729
スコア選択: ※※※
シアトルでカフェ、とくれば誰しもが思い浮かべるのは「スターバックス」でしょう。私もこの本を手にした時は、研修旅行で訪れたシアトルの「スターバックス1号店」を思い浮かべていました。スターバックスのサクセスストーリーを描いたビジネス本の文庫化。「個人的には撤退が相次ぐシアトルズ・ベスト・コーヒーの方が好きなんだけどなー」と思いつつスターバックスの経営方針でも読むか、と思って買い求めました。
ところがどっこい、この本は、スターバックスを筆頭にした、カフェ激戦区のシアトルにあって、常に行列の絶えない1軒の個人経営のカフェを題材としたビジネス書でした。
ビジネスに必要な4つのP(Passion情熱,People人材,Personal個人的繋がり,Product商品)について解りやすい平易な文章で解説が加えてありました。
私は現在接客業ではありません。しかしとくにPassionについては考えさせられました。「自分は今の仕事に情熱を持っているか?」という問いに対する答えは「NO」。「では、何故情熱が持てないのか?」「他にやりたい仕事があるから」。
結局、自分の根源的な欲求に戻って来てしまう訳です。
現在の仕事は、営業職と違って、根っから嫌いだという訳ではありません。積み上げたものが知識という形で残っていくという意味では、やりがいのある仕事であるとは言えます。疲れに打ちのめされているだけではなく、前向きな気持ちで仕事に取り組むことに多少なりともキモチを向けよう、そんな気にさせてくれる本でした。
by lemgmnsc-bara
| 2008-07-02 21:09
| 読んだ本