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『リンクアンドモチベーション流「やる気」と「成果」が出る最強チームの成功法則』を読んだ

リンクアンドモチベーション流「やる気」と「成果」が出る最強チームの成功法則
山谷 拓志 / / 東洋経済新報社
ISBN : 4492555714
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やたらと長い題名の本ですが、この本はスポーツコーナーのラグビー本のとなりにさりげなく並んでいたのをついで買いしました。著者はオービックシーガルズというアメフトチームのスタッフとして二度の日本一を経験しており、指導者としての立場からチームをいかに強化していくかという話がかかれており、この手法はビジネスの組織にも応用できるとの論調でした。

まあ、ビジネス本の基本というのは大きな目標を掲げ、その目標と現実のギャップを具体的にどう埋めて行くか、という手法を解説するということなのですが、スポーツを題材に採ると「勝利」という目標がはっきりとしているので、解説が解りやすいですな。

私は、一プレーヤーとしては自分が何しなければならないかを追究して行くことが最優先事項なのですが、チームの勝利ということを考えた場合に、最年長ベテランとして各プレーヤーのモチベーションを高めていくことも役割の一つにせざるをえない立場にもなっちゃいました。チームのメンバーに如何に効果的に自分の考えを伝えて行くか、そのためには事前にどんな準備をしておかなきゃいけないのか・・・。日常の仕事も全く一緒です。興味の強さはぜんぜん違いますし、仕事の方では、私はこの歳でも部署の中では下から二番目に若いのでモノは言いにくいんですがね(苦笑)。

プレーヤーとしての視点だけではなく、全体をマネージメントするという視点も必要だ、ということを改めて気づかせてくれた本でした。

《付記》
私が通っているフィットネスクラブのトレーナー(女性)はオービックシーガルズのトレーナー経験があります。なかなかの美人ですが、指導は非常に的確かつキツい。「まだこの部分の筋肉がよわいですねぇ」とか「はい、反動使わない」とか「少し腹筋がたるんでますよ」とか。彼女の基準は当然シーガルズのプレーヤーですので、アメフトの一流どころの筋力ってのはなるほど大したモンだ、と感心するとともに、だんだん言葉責めに快感を覚えるようになっちゃいそうで怖いです(^^;)。
by lemgmnsc-bara | 2007-12-01 07:23 | 読んだ本

映画、演劇、お笑い、あまり肩の凝らない小説等々…、基本的にエンターテインメント系に特化したブログにします。

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