2019年 02月 01日
『ミッション:インポッシブル フォールアウト』鑑賞
トム・クルーズがスタントなしでアクションシーンに挑み、ビルからビルへ飛び移るシーンで脚を骨折したというのが話題となったのが標題の作。シリーズ6作目です。
諜報組織IMFのエージェントであるイーサン(トム・クルーズ)は仲間を第一に思う熱血漢。しかしその「温情主義」が祟り、テロリスト集団に核爆弾の材料となるプルトニウムを奪われてしまうという失態を犯します。
でそのプルトニウムを取り返すために、テロリストと接触しようとするのですが、失態を重く見たCIAが部員を一人送り込んで、共同で事に当たらせようとします。プルトニウム奪還に向けて活動を開始する二人ですが、そこに、長年幽閉されていた、ソロモンというテロリストの親玉が絡んできたり、味方であるIMFの女性エージェントと対立してみたりという、様々な「障壁」が登場します。
ま、設定がどうの、展開がどうのというのは、このシリーズの場合は二の次、三の次。どの作品も大して代わり映えしません(笑)。とにかく、トム演じるイーサンがどんなシュチュエーションで、どんなアクションを魅せるかというのがこのシリーズの最大の見どころであり、商品価値でもあります。
結果は言わずもがな。正義は勝つ、というラストシーンに収束します。
それにしても、最初の方のカンフーの達人との戦闘シーンから、車がビュンビュン走るパリの市街地の道路をバイクで逆走するシーン、件のビルからビルへ飛び移るシーンにクライマックスのヘリコプター同士のぶつかり合いまで、全てスタントなしというのはたいしたものです。もうそろそろ60に手が届くってのに、頑張るオッさんですねぇ。作品の内容よりも、肉体のダメージはどれほどのものか、というのが一番気になってしまいました。まあ、客が彼に一番求めるのがこうしたシーンである以上、カラダが動くうちはこの「芸風」は維持し続けなきゃいかんのでしょうけど…。
by lemgmnsc-bara
| 2019-02-01 10:46
| エンターテインメント