『オレの獲物はビンラディン』鑑賞

オレの獲物はビンラディン [DVD]

ニコラス・ケイジ,ラッセル・ブランド,ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ,レイン・ウィルソン,マシュー・モディーン/トランスフォーマー

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実在の人物が起こした珍騒動を映画化した一昨。近年ますます仕事を選ばなくなった感の強いニコラス・ケイジが主演を務めます。

週の半分は人工透析を受けなければならない、冴えない中年男のゲイリーは、ある日いきなり神の啓示を受け、ビンラディンを捕縛することを自らの使命であると信じ込むよになります。で、その使命のためにフロリダからヨットで出航して遭難したり、アフガニスタンとの国境に近いパキスタンの山中からハンググライダーでアフガニスタンに密入国を企てたり(当然失敗)、しまいには日本刀を携えてパキスタンに入国し、街を「警備」したりします。

その程度のことでは当然のことながら、ビンラディンを捕まえることはおろか、彼につながる手がかりを得ることすらできません。要するにこの作品は、異常に行動力だけはある誇大妄想狂のゲイリーが巻き起こすドタバタを楽しもうというのが趣旨です。

ゲイリーはグラウチョ・マルクスを思わせる早口と、独特のフレーズを常に周囲にまき散らかしています。遠くで見ている分には面白い、とか変わり者だね、とか笑っていればすみますが、親類縁者とかご近所さんだったりするとあまり親しく付き合いたいとは思わない人物ですね。

ご存知の通り、米軍によってビンラディンは殺害され、ゲイリーの使命はあえなく消滅してしまいますが、彼の奇行だけは人々の記憶に残り、映画にまでなってしまったというわけです。9.11以外にもこんな形で人生を変えてしまった事例もあるんですね、アルカイーダは(笑)。

劇中のセリフで「何、オレのことを映画化する?主演は誰だ?ニコラス・ケイジ?ならOKだ」みたいなことを言わせたのが最大の笑どころ。なおゲイリーは映画化で得たカネで腎臓の移植手術を受け、元気に暮らしているそうです。メデタシメデタシ。



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by lemgmnsc-bara | 2018-07-15 06:42 | エンターテインメント | Comments(0)

なんだかんだで読んだ本のことばっかり書いてます。たまに映画、時々食い物とドライブとラグビー観戦。
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