『早春物語』鑑賞

早春物語 [DVD]

原田知世,林隆三,田中邦衛,仙道敦子,由紀さおり/パイオニアLDC

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デビュー間もない頃の原田知世の主演作。『時をかける少女』の時のような「いかにも」な女子高生ではなく、複雑な事情を受け止めながら「大人の女」への脱皮を図っていこうとするヒロインを生々しく演じています。

ストーリーは、当時のロリコンのおじさんたちがさぞ胸躍らせたであろう展開、すなわち女子高生が親子ほどに年の離れた中年男性に惹かれていくというモノです。

実際にはその心惹かれた男性は、昔、すでに死んでしまった母と恋人同士でありながら、海外での仕事のために別れた人物であるという一捻りした関係性が内包されています。揺れ動く自らの心情に翻弄される主人公沖野瞳(原田)は自分からオジサン梶川(林隆三 そういえばこの映画出演で、彼の「中年の魅力」がクローズアップされ少し人気が出たとも記憶しています)い露骨に迫ったりしますから、そのテの趣味のある男性諸氏は「もし自分がこんな状況に遭遇したら」という妄想を膨らませるだけ膨らませたはずです。大っぴらに援交している女子高生が数多いる今日では考えられないような純情さをこの二人は持ち合わせています。まあ、先に述べたような事情があるからでもありますが…。

ストーリーとは別に瞳の同級生麻子役の仙道敦子が自らの「淫夢」の類を語る際の「少し濡れちゃった」というセリフに少しドギマギ。今ならいざ知らず、当時の女子高生同士の会話ってあんなにエロかったんですかね?文字通り少々芝居掛かったセリフではありましたが、同じ年代の男子高生がするようなレベルのエロ話を女子もやっていたとは塑像しにくいなぁ、ってのは私の過大な幻想でしょうか?

この時代の角川映画は、良きにつけ悪しきにつけ、女優をたっぷりと見せるという作りになっていますので、そういう意味ではうまく作ってあると思いますが、作品の質としては?をつけざるを得ません。



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by lemgmnsc-bara | 2018-06-28 19:55 | エンターテインメント | Comments(0)

なんだかんだで読んだ本のことばっかり書いてます。たまに映画、時々食い物とドライブとラグビー観戦。
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