2018年 06月 02日
『ジャスティス・リーグ』鑑賞
マーベルコミックの「ヒーロー大集合」が『アベンジャーズ』ならDCコミックのそれは『ジャスティス・リーグ』。
今作の「前作」である、『スーパーマンvsバットマン』を観ていないので経緯はわかりませんが、スーパーマンは死んでいます。で、残されたバットマン、ワンダーウーマン、アトランティスで生まれたアクアマン(その名の通り、水中戦が得意)、フラッシュ(異次元からパワーを引き出し、超高速で動くことができる)、サイボーグ(有能なアメフト選手だったが事故のため瀕死の重傷を負い、身体のほとんどが高度な機器)の5人が力を合わせてステッペンウルフという強大な敵と戦うというのがストーリー。
ここで出てくるヒーロー・ヒロインの皆様方はそれぞれが特殊な能力を持つとはいえ、結局は人間なので、神に等しい戦闘力を持つステッペンウルフには束になっても敵いません。それでもなんとか戦ってきたジャスティス・リーグの面々ですが、世界を破滅に導くとされる三つの箱をまんまと奪われ、絶体絶命の危機に。
そこに様々な紆余曲折はあるものの、スーパーマンが復活してきて大逆転。ネタバレですが、これ以外に説明のしようがありません。
歴代の仮面ライダーたちが大集合して「等身大」の敵と戦っていたところに、いきなりウルトラマンが現れてスペシウム光線一発ですべての敵をなぎ倒してしまったという体の、ミもフタもない展開です。んなもん、最初からスーパーマン生き返らせることに集中して、スーパーマンに全部任せりゃよかったじゃねーか!!という寂莫とした気持ちに襲われました。ここまでくるともはや諸行無常とでもいうような境地に達せざるを得ません。今日日の目の肥えたアクションヒーローものファンにはウケないでしょうね。
by lemgmnsc-bara
| 2018-06-02 07:56
| エンターテインメント