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『面白すぎる徳川将軍の性癖-徳川15代の下半身事情から江戸時代250年の歴史を学ぶ』を読んだ

面白すぎる徳川将軍の性癖―――徳川15代全将軍の下半身事情から 江戸時代250年の歴史を学ぶ

天宮響一郎/キニナルブックス

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徳川幕府に存在した十五人の将軍たちの「性事力」を解説した歴史ウンチク本。

日本一の大権力者であった徳川将軍は、その権勢を示すためと、世継ぎの「安定供給」のために、大奥という堂々たるハーレムを有していました。いわゆる正室の他、気に入った女性がいればいつでも関係が持てたわけです。羨ましい反面、非常に面倒臭いって気もしますがね…。三代将軍家光のように、男性の方が好きで、世継ぎができるまで周囲を大いにヤキモキさせた人物がいたり、8歳で夭折した七代家継をはじめ、何人か実子に恵まれなかった人物もいましたが、基本的には「お世継ぎ製造所」として大きな役割を果たしました。

十一代将軍家斉などは四十人以上も実子がいたとされ、一五代の中で一番の性豪と紹介されています。まあ、大したもんですね(笑)。

一方で、この大奥という本来裏方であるはずの存在が、表の政治の世界に大きな影響を及ぼしていたのも事実。性質はもとより、実子の母となった側室の一族は大きな恩恵があったでしょうし、現将軍や大御所に働きかけて自分が養育した家光を将軍の座につけることに成功した春日局のような女性も存在しました。

社会の動向、制度やシステムの変化など、政治に影響するモノゴトは多々ありますが、最後は基本的な人間関係がモノをいうのだということをつくづく感じました。今に至る「親しい人々」への利益供与ってのはこんなところに根があったのですね(笑)。

もう一つ目についたのが将軍の実子として生まれた子供の「早世率」の高さ。当時としては最高級の医療を受ける事ができたはずの将軍家にして、実子が成人する率が著しく低かったのですから、他は推して知るべし。もっとも、権謀術数のうごめく大奥だったからこそ死亡率が高かったのではないか?といううがった見方もできますがね。

英雄色を好む、とはよく知られた格言ですが、初代の家康は別格として、あとは大した「英雄」はいねーな、ってのが総体的な印象ですね。色だけ好んだ家斉は例外です(笑)。



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Commented by himaru73 at 2017-11-03 18:57
「下半身事情」と聞くと、かなりの興味がわいてしまう私はまだ若い!?
面白そうなので読んでみようと思います。
Commented by lemgmnsc-bara at 2017-11-04 16:09
> ひまる。さん
こんにちは。お久しぶりのコメントありがとうございます。
まあ、色欲がなくなったら少なくとも男としてはおしまいですからね(笑)。
かといって、これから新しい関係を築くなんてのは面倒で無理です。結局慣れ親しんだ最高権力者様でいいんです(笑)
by lemgmnsc-bara | 2017-10-22 17:26 | 読んだ本 | Comments(2)

なんだかんだで読んだ本のことばっかり書いてます。たまに映画、時々食い物とドライブとラグビー観戦。
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