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初めての裏方

一昨日、引退してから初めて所属チームの公式戦を観に行きました。クラブチーム選手権というのは、様々に面倒くさい規定があって、試合に出る選手以外に、スタッフも「公式」に何人か参加しなければなりません。今回は少し人手が足りないということで声がかかりました。行ってみたら様々な伝手で若手のおねーさん達が一杯いましたので、何もこんなオジサン呼ばなくてもよかったじゃん、とも思いましたがね。

対戦したのは、某超有名大学の体育会OBチーム。バリバリのトップチームで鍛えられた社会人2、3年目くらいのプレーヤーが中心。弱いはずがありません。これまでの試合は100点を越す爆発的な得点力で勝って来ています。しかも当日は本チャンチームの監督の経験もあるOB氏が「監督」みたいな立場で参加してました。何から何まで反則だよ、まったく。このレベルに出場してくる事自体がすでに間違い。下のグレードから参加するってのもルールの一つなんで仕方ないんですけど…。

試合の方は序盤こそ健闘したものの、力の差は歴然。文字通り縦横無尽に走りまくられてどんどん点差を拡げられていきました。大してデカいプレーヤーがいるわけでもなく、コンタクトもさほど強いという訳ではなかったのですが、フィットネスの充実ぶりは、このレベルではダントツ。そりゃ100点ゲームにもなるわな、というチームでした。最終スコアは95-0。100点ゲームを免れるのが精一杯。得点の面では一矢も報いられず。文字通りの大敗でした。

バックグラウンドが違う、と言ってしまえばそこで終わり。様々なハンデがある中でラグビーをやり続ける、ということの意味をもう一度考え直し、真摯に現状に向かい合うことをプレーヤー諸君には求めたいと思います。

相手のチームに対しては、少々クラブチーム選手権を舐めてんじゃねーの?っていう憤りを感じました。スタッフはプレーヤーとの兼任は認められないというルールがあるにもかかわらず、平気で兼任させていたし、グランド外に飛んだボールはほとんど取りにいかない。注目を浴びる場面でしか試合をしたことがないからでしょうか?少々傲慢ではないかと思います。大会に参加する以上はその大会のルールをきちんと理解して来い!!と言いたくなりました。日本でも有数の賢い大学のOB達のはずなんですがねぇ…。強けりゃなんでも許される、との考えが露骨に感じられてイヤな感じでした。まあ、負け惜しみです。でもそういうところがしっかりしていないと真のトップチームになれないということも事実。OBがこんな調子じゃ、試合前に試合に出ない部員達が試合場のまわりのゴミ拾いまでするという帝京大には今年も勝てませんぜ、伝統校の皆様よ。
by lemgmnsc-bara | 2014-04-29 06:40 | ラグビー関連

映画、演劇、お笑い、あまり肩の凝らない小説等々…、基本的にエンターテインメント系に特化したブログにします。

by 黄昏ラガーマン
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