2011年 06月 10日
本当に久々の栃木ドライブ
震災がなければ、3月か4月のどちらかに一度はドライブしていたでしょう。思わぬ余波です。
さて、当日は栃木のラーメン店の中で屈指の人気を誇る「麺らいけん」に行こうかと思ったのですが、なんとなく行列に並ぶ気分ではなかったので途中で予定変更。これも本当に久々の訪問となる、佐野ラーメンの名店、「楓林飯店」に行くことにしました。
店の外観。決してきれいとはいえないつくりです。でもそれなりに繁盛しているとみえて、以前にはなかった「楓林のネギラーメン」という大きな看板が立てられていました。
ここの名物は看板の通りのネギラーメン。産地は企業秘密として決して明かさない、特別なネギをふんだんに使った逸品です。最高権力者様は普通盛りを、私は朝食抜きだったこともあって、半チャーハンセットで麺を大盛にしました。
待つことしばし、名物登場です。
当然、手前が私用の大盛です。写真の撮り方の関係で異常に大きく見えますが、実際のどんぶりの大きさの差はさほどではありません。ただし、大盛は普通盛りの二倍の麺が入っているそうで、ヴォリュームたっぷり。特別なネギは軽く炒めて香ばしさを増しています。ネギ、チャーシューの細切り、平打ちの縮れ麺を一挙に口の中にすすりこむと、様々な味、香、旨みが渾然一体となって口の中を満たします。文句なしに美味い。
セットの半チャーハンです。
こちらも、ご飯がパラリと仕上がっていました。ネギラーメンに半チャーハンってのはかなり強力なコンビです。さすがに大盛は食いデがありました。腹は一杯なのに、ネギの旨みと香が溶け込んだスープが後を引くんです。汗だくだく、腹ガボガボになりながらも、あと一口あと一口となかなかやめることが出来ませんでした。結局半分ほどは残しちゃいましたけどね^^。
お次は車で5分ほどの「道の駅どまんなか田沼」へ。ここでは、野菜を何種類かと、栃木に来た時の定番購入品である「小町うどん(ものすごくぶっとくてコシの強いうどんです)」、それにこしあんがぎっしり詰まったサクラアンパンなどを買い求めました。
それからしばらくは一般道をナビに従ってドライブ。大滝詠一と山下達郎を交互に聴きながらゆったりと栃木路を走ります。当日は昼過ぎまではそこそこいい天気だったので、夏っぽい曲は雰囲気バッチリでしたね。
お次の訪問スポットは益子に程近い、ハム、ソーセージの専門店「とん太ファミリー」です。
この店の製品は余計な添加物を一切使っていないので、安心なんです。味も上々。ソーセージとハム、ベーコンの切り落とし、豆腐の燻製など懐かしさすら漂う定番購入品をゲット。
食い物、買い物とくれば次は休憩をかねて温泉に漬かるというのが当家の定番パターン。とん太ファミリーから車で40分ほど走って早乙女(そおとめと読みます)温泉へ。
硫黄の臭いが強い白濁したお湯はいかにも効能が高そうですし、実際ハンパなく温まれるんですが、シャワーまでが真水ではなく温泉水なので、カラダを洗っても硫黄臭さが落ちないというのがちょっと難点ですね。でも温泉としてのレベルは間違いなく高いです。入浴料も大人一人1000円とちょっと高めではありますが…。
温泉を出ると、いきなり豪雨になっていました。その豪雨をついて、今回のドライブの主要な目的の一つである冷凍餃子を買い求めに「正嗣」氏家店へ。首尾よく10人前購入。翌々日の夕食に出てきましたが、さすがに普通の冷凍餃子とは一味もふた味も違います。野菜の歯ごたえが心地よいんですよ、この店の餃子は。いつ行っても行列なのが納得の味です。
この後、もう一度佐野まで一般道で戻ります。アウトレットによろうかと思ったんですが「何かか痛いものがあるの?」と最高権力者様に改めて問われてみると、特に買いたいものもなかったので、そのまま佐野インターから東北道に乗って帰途につきました。
本当に久しぶりの栃木ドライブでした。茨城に近い地域では震災の影響でブロック塀が崩れていたり、屋根瓦が落ちていたりという風景を多々見かけました。改めて震災の影響を感じることの出来たドライブでもありましたね。
by lemgmnsc-bara
| 2011-06-10 23:34
| ドライブ