2011年 02月 04日
『RED』鑑賞
『RED』とはRetired Extremely Dangerousの略で「引退した特別危険な奴ら」という意味になります。引退したCIAの凄腕エージェントがある陰謀に巻き込まれ、昔の仲間と協力しながら反撃していく、というのが粗筋。いかにもアメコミが原作の映画にありがちなチープなストーリーではありますが、出ている役者が豪華。主人公フランクにはブルース・ウィリス、CIA時代の仲間ジョーにモーガン・フリーマン(仕事選ばなさ過ぎ!!)、同じく古い仲間のマーヴィンにジョン・マルコビッチという錚々たる顔ぶれです。とびっきりの素材でジャンクフードを作るようなもんでしょうかね?
元CIAのフランクは年金生活を送っており、年金係の女性オペレーター、サラと無駄話をするのが唯一の楽しみ。サラに恋したフランクは彼女に逢いに出かけるのですが、サラにあった途端、正体の知れない敵からの襲撃にあいます。混乱したままのサラを連れたまま逃亡生活に入ったフランクは、敵の正体を探るうちにある大きな陰謀に気づき、昔の仲間を集めて反撃に転じます。
まあ、ストーリーは単純そのもの。アクションシーンを楽しむ映画ですね。派手にドンパチやってくれますよ~。それだけは保証します。陰謀の首謀者が勿体つけて出てくるんですが、全然ひねりが無いので「ふ~ん」で終わり。敵も倒してサラとフランクは結ばれてめでたしめでたし。ハリウッドのウケる公式、ハッピーエンドに見事に収束します。
アクションシーンはスカッとしますし、時々入るくすぐりもタイミングよく笑わせてくれるので、退屈はしませんでしたが、深みには欠ける作品でした。所詮はジャンクフードですからね^^。
by lemgmnsc-bara
| 2011-02-04 21:34
| エンターテインメント