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'10シーズン3戦目

3/13(土)今シーズン3戦目に参戦してきました。

相手は、某製鉄会社の地方の製鉄所のクラブチーム。入社2~3年目のメンバーが多い若いチームです。高卒で2年目だったりすると20歳位ですから、自分の息子といってもよいくらいの年齢の連中と戦うわけです。最近、こういうシュチュエーション増えたんですよね…。

当方はFW、BKともにリザーブメンバーは一人づつ。フロントローの控えはいなかったので、フル出場決定です。年寄りをこき使うなよ、と愚痴りながらキックオフ。

試合は強風下で行われたこともあって、キック、パスともに球筋が乱れ、それに伴って、ミスも多々あり、乱戦模様となりました。密集が出来る前に相手にボールを奪われてしまう場面が双方ともに多く見られました。なんとなく抜けて、でも大幅なブレイクは出来ないうちに相手に追いつかれて倒されたところで敵方にボールが渡る、というシーンが多々見られました。当方の先制トライもこうしたプレーの応酬から、最後は個人技に優るプレーヤーが走りきって挙げたものでした。

私も何度か、カバーディフェンス(といえば聞こえがいいんですが、たまたまいた所にボールが飛んできただけです^^;)でボールを持って走りました。2度ほど相手にボールを取られたりもしましたが…^^;。

相手チームは若いだけあって機動力はなかなかのものでしたが、ラグビーのスキルという面ではやや幼い感じがしましたね。せっかくボールを取っても、その後一人で持ち込んでボールを奪い返されてしまったり、モールも左右に揺さぶって押すようなことがなくまっすぐに押してきていました。ディフェンスする方は、パスをポンポンつながれるほうがいやだし、モールもぐるぐると回されるほうがいやです。逆に当方は相手の嫌がりそうなことがしっかり出来てました。密集サイドもしっかり固めていたし、カバーディフェンスも厚かったし、モールでのボール争奪戦にも何度か勝ったし…。前半はトライ数4-0で終了。

スクラムは圧勝。下手に展開されるとついていけないので、反則でスクラムになってくれた方がありがたいくらいの圧倒ぶりでした。それこそ息子のような歳のトイメン君は懸命に耐えようとしてましたが、力の差は歴然としてましたね。

後半も同じような状況が続きますが、敵さんは若いだけあって体力が続いてました。対する当方はやや疲れが出てましたが、ディフェンスの意識が高かったせいか、あまり有効なゲインはさせませんでした。したがって、後半開始後しばらく試合は膠着します。

その膠着を破ったのはまたしても当方。またしてもディフェンスの逆襲からトライを奪います。ただ、この後はけが人が出たことなどもあり、チームとして少し息切れしてしまったような感じでしたね。本番に向け更なるフィットネスの向上を心がける必要があります。

この日の私の最大の見せ場は後半20分。敵ゴール前に攻め込んで、マイボールの5mスクラムのチャンスを得ました。
「行こうか」
「ST(スクラムトライ)狙いですね」
「・・・了解しました」
フロントロー3人、短い言葉のやり取りでしたが、しっかりと意思統一。ボールが投入された瞬間、8人全体がグイっと前に出ます。最初の一歩で大勢は決まってしまいました。相手の8人は総崩れ。ほとんど抵抗力のなくなった人の塊をゆっくりと確実に押し込んでゆきます。目の下をゴールラインが通り過ぎていき、その数秒後、レフェリーの笛が高らかに鳴り響きました。今年最初のスクラムトライ達成です。

気持ちもチームも盛り上がりましたが、体は正直です。完全に息が上がっちゃいました。

その後、終了間際にようやく人数を完全に余らせて余裕の展開でダメ押しのトライ。この時私はフリーの状態で、ボールを持ったプレーヤーのすぐ外をフォローしてたんですが、そのプレーヤーもすでにフリーで、敵が誰も追いかけてこなかったので、走りきられてしまいました。スクラムトライに続く、個人プレーとしてのトライは残念ながらなりませんでした。

メンバーも少ない中、快勝といって良い試合でしたが、今日の場合は相手が弱すぎただけです。本番の試合では、各局面でもっとシビアなコンテストが待ち受けているはずです。しっかり準備して実践に臨みたいと思います。

とはいいながら2日経った今日も疲労に苛まれているんですけどね…^^:。
by lemgmnsc-bara | 2010-03-15 13:27 | ラグビー関連

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