『アルマゲドン』鑑賞

アルマゲドン [DVD]

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ブルース・ウィリス主演のディザスター・ムービー。一時期流行りましたね、このテの天変地異モノ。ちょうど、例の1999年のノストラダムスの大予言ってやつの前でしたから、このテの企画モノが流行ったのもむべなるかな、というところだったのですがね。

で、この映画もその時期の企画モノですから、もうすでに賞味期限が過ぎているだろう、という予想の下、さほど期待せずに観始めました。ところがこの映画、予想に反して非常に面白かった。つくりはチープだし、SFという形をとった人情モノであるところも、いかにもって感じなんですが、設定も描き方も無理なくリアリティーの範囲に収まっている上、ストーリーの流れが自然で、特に後半部分はドキドキ感がずーっと持続してました。

スペースシャトルが流星群に襲われて破壊されるところから始まり、テキサス州に匹敵する大きさの小惑星が地球めがけて飛来してくることが判明します。このまま地球と激突したら、人類は恐竜のごとく全滅することは必至。必死になって打開策を検討したNASAは小惑星内部に核爆弾を仕掛け、小惑星を二つに分断し、地球への軌道をそらすという策を採用します。

ここで召集されたのがハリー・スタンパー(ブルース・ウィリス)率いる石油掘削チーム。このチーム石油掘削の腕は一流なのですが、一癖も二癖もある連中ばかり。このあたりは、危機に際して異端者が活躍するという物語の典型をなぞっていますな。前半部分の人物の紹介と、宇宙飛行の経験のない掘削チームへの訓練のシーンはやや冗長。作品にリアリティーを持たせるためには必要な描写だったのでしょうが、この部分があったがゆえに映画全体の時間が長くなってしまい、ちょっと疲れましたね。

訓練も済み、機材の準備も完了したスタンパー一家はいよいよ二機のスペースシャトルで小惑星へと飛び立ちます。途中、ロシアの宇宙ステーションで燃料補給を受けるのですが、ここで早くも燃料漏れというトラブルが引き起こされます。ただし、ここから生じたドキドキ感は最後まで持続します。

小惑星に近づくにつれ飛散量が増大していく隕石群。その隕石に直撃され、一機のシャトルは大破してしまいます。この事件はあとあと大きな意味をもつ伏線となります。

ぎりぎりの時間の中で、持てる技術のすべてを駆使して小惑星に穴を掘る作業を続けるスタンパー一家。刻一刻と破滅へのカウントダウンが刻まれる中、さまざまな想定外の事項が襲ってきます。はたしてスタンパー一家は任務を果たすことが出来るのか?地球は救われるのか?さて、ここでいつものお約束です。後は実際に観て下さい^^。

最後がちょっとお涙頂戴になってしまったのが残念。あそこは不屈の掘削者魂というものを見せて欲しかった気もしますが…。最後の最後までドキドキ感を引っ張るためには仕方のない演出だったですかね。あそこでのヒロイズムみたいなものがブルース・ウィリスの最大の見せ場でもありましたしね。

久しぶりに理屈ぬきで楽しめた映画だったような気がします。
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Commented by himaru73 at 2010-01-24 21:56
「アルマゲドン」は2回見ました^^;
特に思い入れがあったというわけではなく、「アポロ13」とストーリーがごっちゃになってたところにTVの再映があったので確認の意味を込めて見たのですが、途中で結末を思い出したにもかかわらず最後まできっちり見ることができました。
確かに人物紹介など冗長なところもありましたが、長いと感じることはなかったですね。面白い映画でした。
Commented by lemgmnsc-bara at 2010-01-25 23:15
ひまる。さんこんばんは。毎度コメントありがとうございます。
まあ2度くらいは観ても損はない映画だったと思いますね。こういうハナシはいかにもありそうだし、ミエミエのご都合主義的展開もなかったし、ブルース・ウィリスは適度に頑固者だったし…。荒唐無稽過ぎないところがよかったですね。
by lemgmnsc-bara | 2010-01-24 08:01 | エンターテインメント | Comments(2)

なんだかんだで読んだ本のことばっかり書いてます。たまに映画、時々食い物とドライブとラグビー観戦。
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