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『いかレスラー』鑑賞

いかレスラー [DVD]

エイベックス・トラックス

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GEOからの大量レンタルDVDの中の1枚。タイトルからしていかにも馬鹿馬鹿しそうなC級映画。その馬鹿馬鹿しさでどこまで笑わせてくれるのかを期待して借りてきました。

残念ながらただ馬鹿馬鹿しいだけでまったく笑えませんでした。1時間半ほどの作品でしたが「カネと時間を返せ!!」といいたくなる駄作。まあ、どうせたいした作品じゃないとは思ってましたがね^^。

ストーリーを紹介するのも馬鹿馬鹿しいのですが、一応書いておきます。正日本プロレスのエース田口がチャンピオンを獲得した試合にいかレスラーが乱入し、田口を叩きのめしてしまいます。実はこのいかレスラーは不治の病に冒されながらパキスタンの山奥で修行を積んで自らをいかに変身させることに成功した、元正日本プロレスのエース岩田でした。リベンジに燃える田口は自らもパキスタンの山奥で修行し、たこレスラーとなってリングに帰ってきますが、激戦の末、返り討ちにあいます。このたこレスラーの登場シーンだけはちょっと笑えましたが、あとは退屈そのもの、途中で居眠りしちゃいました(>_<)。また田口と岩田の間で揺れ動くヒロイン役の石田香奈の演技が学芸会レベル。せりふは棒読みだし、表情は大げさだし。友情出演していた白石美帆の演技が上手く見えてしまうほどの大根ぶり。馬鹿馬鹿しいどころか腹が立ってくるほどの演技レベルでした。

閑話休題。ストーリーに戻りましょう。たこレスラーを倒し、恋人も獲得したいかレスラーはその幸せの絶頂時に路上でしゃこボクサーに襲われあえなくノックダウンしてしまいます。しゃこボクサーとの雪辱戦に燃えるいかレスラーは盟友となった田口と共に特訓に励み、リング上で対決します。で、このあと居眠りしちゃったんでよくストーリーを覚えていないのですが、結局激戦の末、しゃこボクサーに勝ち、その後なんだか良くわけの分からない涙涙の結末となります。

ああ、本当に馬鹿馬鹿しい。まだ年末の特番ヴァラエティーを観ていたほうがましだったような気がしますな。とはいえ同じ監督の作品である、モト冬樹主演の「ヅラ刑事」はちょっと観てみたい気もしています。期待を外されることがわかっているのについつい惹かれてしまうこの安っぽさ。無害な詐欺にあっているようなものですな^^;。
by lemgmnsc-bara | 2009-12-30 14:45 | エンターテインメント

映画、演劇、お笑い、あまり肩の凝らない小説等々…、基本的にエンターテインメント系に特化したブログにします。

by 黄昏ラガーマン
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