2009年 12月 11日
プチ修学旅行(京都逍遥その7)
10/19(月)は半日で出張の用事が終わってしまったので、また午後が半日ぽっかりと空いてしまいました。最高権力者様は奈良の唐招提寺と東大寺に行っていて不在でしたので、一人で京都をぶらつくことにしました。とはいえ、時間が中途半端にしかなく、交通機関を利用していくような遠くにまではいけなさそうでしたので、また、駅前の観光マップを見て、歩いていけるところに何かないか探しました。
と、東本願寺の隣に渉成園という文字が…。敷地の大きさも東本願寺とほぼ同じくらいです。一体どんな場所なんだろうと興味を惹かれたので、行ってみることにしました。
行ってみたら、東本願寺の別院で、堂々たる庭園でした。入り口で「真宗大谷派の信徒の方ですか?」と聞かれましたが、当然答えはNO。すると500円取られました。信徒なら無料らしいです。堂々たるパンフレットをくれましたけどね^^。
パンフレットによれば、季節により様々な植物の色彩を楽しめるそうです。残念ながら当時はまだ紅葉には早い時期でしたし、ちょうど何の花も咲いていない時期でした。わずかに秋を感じさせたのは↓
とはいえ、まだ茎が青々としているので秋本番という風情ではありませんでしたがね。
番の鴨。逃げられてしまったら困ると思って、遠くから撮ったのですが、後で、別の人がかなり近づいて接写しても逃げませんでした。人なれしてるんですかね?
外の川から水が流れ込む池に、池の真ん中の築山に、橋に、建物。ここは一つの小宇宙でした。
池の正面に建てられている傍花閣という建物です。春にはこの周りは桜に囲まれるようですね。
築山の上にある縮遠亭です。
縮遠亭から見た回棹廊です。夏場なんかはいい風が吹き渡るんでしょうね。
門を入って左手にある池臨亭です。ここも夏は涼しそうですな。
京都駅のほぼド真ん前にこんな静謐な空間があったとは知りませんでした。観光バスの駐車場なんかもなかったので、あまり大々的に宣伝はしていないのかもしれませんね。それだけに、京都らしい趣のある時間をすごすことができました。この庭園は思わぬ発見でした。さすがに古都の懐は深いですな^^。
by lemgmnsc-bara
| 2009-12-11 20:33
| 雑談