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『40歳からの肉体改造―頑張らないトレーニング』を読んだ

40歳からの肉体改造―頑張らないトレーニング
有吉 与志恵 / / 筑摩書房
ISBN : 4480064338
スコア選択: ※※※




最近、歳のせいか疲れがなかなか取れません。コンスタントにトレーニングをしているお陰で、いざという時の力は出るのですが、無理に無理を重ねた試合の後なんかは、整体院のお世話になっても2,3日は体中の筋肉痛を引きずっちゃいますし、風邪を引きやすくなったりもします。

この本、まず題名に惹かれ、表紙の「表層を鍛えるだけのトレーニングは、まるで重たい鎧を着ているようなものです。」という文句に惹かれて買いました。効率的に疲労を取るための方法なりヒントなりが書かれていることを期待してです。

期待に違わず、なかなか興味深いことが書かれてました。筆者は必死で努力したにもかかわらず、陸上選手として大成できなかった上、ケガばかりしていた自らの現役時代を振り返って「自分のカラダが発している声を素直に聞かずに、無理なトレーニングを重ねたせいだ」と結論づけています。

私自身も、重点的に鍛えたはずの膝が痛んだこともあったし、順調に負荷を増やしていけていた左肩がいきなり痛んだり、というような経験があります(左肩は現在進行形です^^;)。これはカラダが発している悲鳴なんでしょう。

後半部分は実際にカラダをリラックスさせて心地よさを感じるポジションをとりもどすための具体的なトレーニング方法が書かれていました。まだ全部は実際に試してはいませんが、ポールを使って背骨をまっすぐにするトレーニングをちょっとやってみたら結構いいキモチでした。

横浜の工藤投手は、人一倍トレーニングするかわりに、人一倍長くマッサージも受けるそうです。一般ピープルの私としては強化トレーニング後に毎回毎回何時間もマッサージを受けるような余裕はありませんので、この本に書かれている方法を実践してみたいと思います。

体力的な限界でラグビーを辞めることはあっても、健康的に痩せるための努力はしていかなきゃなりませんからね^^;。昨日受診した人間ドックでもしっかり「太り過ぎ」って指摘されちゃいました・・・。
by lemgmnsc-bara | 2008-06-29 16:31 | 読んだ本

映画、演劇、お笑い、あまり肩の凝らない小説等々…、基本的にエンターテインメント系に特化したブログにします。

by 黄昏ラガーマン
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