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うつについて7(いじめじゃないのかもしれないけど…)

Excite エキサイト : 社会ニュース

このブログで何回か書いている通り、私がうつを発症したのは、実績をあげていたにも関わらず、希望とは全くかけ離れた支店に配属になったことと、さらにその支店で一番希望しなかった仕事を割り当てられたことが原因です。

私の認識ではこれは明らかないじめですが、会社の制度上はまったく問題のない話しになってしまいます。実績をあげれば希望の部署に異動できるとは社則のどこを見ても明文化されていませんし、企業の論理としては一番メリットの出やすい人員配置にした、と言い張ればいい話ですから。

しかしながら、私以外で実績をあげた人間は大概希望部署へ異動となっていたし、地方へ行くにしても、昇格か昇進が伴っていました。私の場合は昇進も昇格もなく、単なる異動で、希望部署に異動できなかった理由も一切説明されませんでした。その時の上司との折り合いが悪かったからとしか考えようがありません。

その上司からしてみると、反抗している部下に対しての、法律および世論にふれないいじめとしてこれほど効果的で巧妙かつ陰湿な方法はなかったでしょう。その他にも多数いた反抗的な部下に対しての見せしめにもなったでしょうし。

うつを発症してからの支店の雰囲気も最悪でした。当時の上司は完全に私のことをゴミ扱い。こちらがコミュニケーションをとるのが苦痛だったこともありましたが、まともに口すらきいてもらえませんでした。こういう雰囲気は支店全体にすぐに広がります。仕事を引き継いでからは支店でまともに口をきいてくれるメンバーは皆無になりました。年賀状の返事もありませんでした。

その時辞めてしまえばよかったと考えたこともありますが、うつに関する本を読んで「寛解するまでは重大な決断は避ける」とあったことと、少なくとも精神的に「原状復帰」するまでの補償は会社に責任をとらせようと意地になったこともあって、結局辞めずに現在に至っています。

営業に比べればプレッシャーの少ない現在の業務に配属になったことは感謝していますが、うつを発症したことに対しての「落とし前」はまだつけてもらっていません。

この歳で未経験の業界に転職というのは絶望的な状況ではありますが、どう転んでも良いよう、会社の援助を精一杯利用してスキルや資格を身につけておこうと思いますし、サービス残業なんて一切やりません。少しでも調子が悪い時はさっさと休みます。ま、せこいと言えばせこい方法ですが、しばらくは会社に寄生させてもらうことにします。
by lemgmnsc-bara | 2007-02-18 23:20 | うつ

映画、演劇、お笑い、あまり肩の凝らない小説等々…、基本的にエンターテインメント系に特化したブログにします。

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