2017年 03月 02日
『2014年! 中国と韓国、北朝鮮の動きが15分でわかる本』を読んだ
お次は韓国。この国は今実質的に指導者がいない状態です。パククネ大統領は「友人」への利益供与問題で、機能停止状態ですが、そんなこと関係なく世界は動いていますから、どんどんその潮流から置いていかれてしまっています。最大の有力企業であるサムスンはスマホの不具合で大打撃を受けていますし、政治、経済ともに麻痺状態ですね。そんな時にこの国が何を考えるか?嫌日です。プサンの大使館前をはじめ世界各国に設置された従軍慰安婦の像は撤去されるどころかますます増えていきそうな勢いです。明日、すぐに諸問題をすべて解決してくれとはいわないものの、せめて正常な交渉ができる責任者を早く擁立して欲しいものですね。
最後は北朝鮮。ここのところマレーシアでの暗殺事件で世界を騒がせていますし、査察が行われる度に破棄を約束するものの、実際はまったく破棄などせず、日米交渉が行われるタイミングにあわせて、ミサイルを発射するなど、ならずもの国家としての体裁ばかりが整いつつある状態です。「親」である中国も、経済制裁は実施していますが、国家の根本的な体制を変革するまでの意志はないようですし、「兄弟分」の韓国は前述したとおり、自国のことで精一杯で北のことをどうこうできる状態にありません。
お隣三国の状態もばたついてますが、わが日本も国有地の格安払い下げ問題なんかでかなりゆれています。政局政局ばっかりで肝心の政治活動は進まないまま。野党に与党を倒すほどの甲斐性がないために政権だけは安定してますが、やっぱり短期的な問題の対処に追われて、重要な問題は先送りのままです。こういうときこそアジアが共同体を組んでアメリカや欧州に対抗するチャンスだったような気もしますがね・・・。
by lemgmnsc-bara
| 2017-03-02 05:48
| 読んだ本