2016年 09月 04日
2016年の夏休み1
旅の始まりは7/24(日)。7/26(火)に秋田で予定のあった最高権力者様をお連れするためにクルマで自宅を出発。まずは一気に東北自動車道をひた走って、岩手県は盛岡市郊外を目指します。
さて、車を走らせる事、約7時間で到着したのが、盛岡市の郊外、繋十字路にある、焼き肉の名店「髭」です。勤務地がこの辺の地方だった時には、何度となく寄ったお店です。前回のノスタルジックツアーの際も寄りました。ここのビビン麺を最高権力者様がことのほかお好みになられるからです。
とは言え、まずは焼き肉。焼き肉のトップバッターと言えばやっぱりタン塩ですね。
うう、ビールが飲みたい!!しかし、今後の運転の事を考えてウーロン茶で我慢我慢。しっかりとした肉質の、タンらしいタンでした。
お次は和牛の三種盛り。
甘辛のタレにしっかりと絡めて食べるビビン麺と、あっさりとしていながらコクのある冷たいスープと共にすする冷麺。特に冷麺は夏に食べると美味さもひとしお。そういえば最近締めに麺類っていう食生活の習慣もなくなりつつあるなぁ、ともう一度加齢を再確認。
前回来た時に比べてもかなり控えめな注文状態でした。
昼食後は、盛岡市内の宿に入り、盛岡の街中を散策。日曜の夕刻というのに、市街地の人出はまばら。「髭」から盛岡市内にもどる幹線道路の脇にあった大型のショッピングモールに入庫待ち渋滞が生じていたのとは、まさに対照的。盛岡のような大都市にすらシャッター通り化の影が忍び寄って来ているようです。我々旅行者は無責任に「風情ある昔ながらの商店街を大切にすべきだ」などと考えたりしますが、その土地に住んでいる人間の「合理的」な行動としてはショッピングモールの方を選んでしまうのでしょうね。
東北在勤中に月1くらいのペースで来ていた中三(ナカサンと読みます)デパートの客の少なさを目の当たりにすると、余計に寂しさを感じましたね。当時(もう10年以上も前の話ではありますが)、中三の地下食料品売り場は人でごった返していたものでしたが…。
中三で岩手の土産物を買い求め、その後、何の気なしに生鮮食品コーナーをのぞくと、非常に美味そうな大トロのにぎり寿司が並んでいました。これが最高権力者様の琴線を揺らしてしまったようで、当初の予定であった、地元の居酒屋での夕食を中止して、そこで寿司を中心に総菜を買い求めて夕食にすることにしました。まあ、私も長時間の運転で疲れてもいたので、いい選択だったと思います。
宿に戻ってから、近所のスーパーで晩酌用のビールを買い求めて、宿の部屋で夕食にしました。清水義範氏はよく、外国の都市で地元のマーケットでチーズやワイン野菜などを買い求めて夕食にする事が多いそうです。特にヨーロッパの都市などでは、大抵の場合、夕食は脂っこいものが中心となりますので、そのうち胃腸が疲れて来るため、軽く済ませて胃腸を休めるとともに、地元の人々の日常の食事に近いモノが食べられるという利点があるからだそうです。さすがにマグロの寿司は盛岡の名物ではありませんが、旅の第一夜は素敵にリラックスすることができました。
というわけでその2以降に続きます。
by lemgmnsc-bara
| 2016-09-04 17:20
| ドライブ