2016年 08月 14日
『カンコンキンシアター30 クドい! 82歳まで生きる事に決めました!』鑑賞
カンコンキンシアター公式サイト
毎年この時期に行われる関根勤氏の座長公演、カンコンキンシアター、今年も観に行ってきましたよ〜。
毎度の事ながら、今年も観客は小太りで短髪、メガネっていういわゆるオタク系の方々が多い。私もその一人ですけどね(笑)。千秋楽の一日前という事で、Tシャツが売り切れてました…。XLはいち早く完売したとの事。納得。
この公演、毎回時間が延び延びになることが恒例なのですが、今年も3時間の上演予定に対し、実際は4時間半を超えました。まあ、ほぼすべて笑えるネタばかりなので、長くなる分にはコスパが上昇することになり、ファンとしては得した気分にはなるんですけどね…。でもちょっと長かったなぁ。ずっと座りっ放しでしたからね。
ネタ以前に、今年はメンバーのエネルギー(平子悟、森一弥)が3月末で解散していたという事を初めて知って少々衝撃でしたね。よって、当然のことながらエネルギーのグループとしてのネタは今回はナシ。狂言師ネタ楽しみにしてたんだけどなぁ…。まあ、狂言師ネタはコントの随所に盛り込まれていたので、満足はしましたがね。
さて、今年の公演は例年に増して下ネタが多かったように思います。端的に言えばセッ○スとかチ○コという言葉の発生回数がいつもより多かった。エロいネタはこの集団に関してはお約束なので違和感はなかったのですが、それにしても多かった。
今年の座長の新ネタは小池百合子。相変わらず女装すると和田アキ子そっくりです。他にジャイアント馬場や長嶋茂雄など、関根勤ファンにとっては懐かしいモノマネも多々ありました。
ネタとして面白かったのは井川修二の一人しゃべりと、やすを天野と井川でいじり倒すコント。相変わらず井川のブラックネタはいい切れ味しています。もっと売れててもいいと思うのですが、自主規制流行のメジャーなメディアにはなかなか登場しにくいのかもしれませんね。やすいじりは、往年のコント55号を彷彿とさせる仕上がり。ネタとしてはおそらく一番上演時間が一番長くもありました。不器用なやすの動作の一つ一つに天野と井川がツッコミを入れまくり、元々の方向からは完全にズレていってしまう。わかっていても面白いネタです。ただ、あまりに長かったので、当家の最高権力者様には少々不評でした。
体調を崩した影響なのか、今年に関してはやや座長の露出度が低かったような気がします。後は飯尾氏の出番が例年に比べると少なかったような印象がありました。座長の盟友、小堺一機氏の『おすましでSHOW』の今夏の公演はなく、来春に「ファイナル」と銘打たれた公演が実施されるそうです。コサキンコンビも歳食っちゃったんだよなぁという、寂しさを感じさせた公演でしたね。
by lemgmnsc-bara
| 2016-08-14 07:14
| エンターテインメント