2014年 10月 10日
『お腹を凹ませたい?だったら腹筋運動なんかやめちまえ! 』を読んだ
私は腹筋運動が大の苦手です。母親からよく「お前は体重が重過ぎてハイハイが出来なかった。ほとんどハイハイしないうちに立って歩いちゃった。だから腹筋が弱いんだ」と言われていました。子守唄代わりに聞かされてましたよ(笑)。
で、「自分は腹筋が弱い」ということが刷り込まれてしまったことが一つ。もう一つは単純に今でも体重が過多であること。例の上半身だけを持ち上げる運動なんか大っ嫌いです。30回もやれば息も絶え絶え。酷い時には腹直筋が痙攣したりもします。これがまた始末に悪い。場所が場所だけに十分にストレッチできないし、ちょっとかがんだりするだけでも腹筋を使わざるを得ないので、一度治まってもすぐに再発、再再発。何度腹筋マシーンから起き上がれないまま、必死で激痛に耐えたことか(苦笑)。
この本のタイトルはそんな「腹筋運動嫌い」の私にはかなり刺激的でした。kindleで見かけた瞬間に衝動DL。
腹筋運動をしただけでは腹の脂肪は落ちない、というオハナシは前々から聞いていました。腹筋運動は確かに筋肉を鍛える効果はありますが、重点的に腹の脂肪を燃焼する訳ではありません。筋肉は発達しても、その上を覆う脂肪は取れないままなので、かえって腹がせり出してくるなんてことになっちゃうそうです。
著者森氏によれば、「正しい姿勢を保って、インナーマッスルとアウターマッスルのバランスを心がける」ことが腹をヘコます最善の方法であるようです。腰痛にも「正しい姿勢」が効くそうです。ここで注意しなければいけないのは「正しい姿勢」は「美しい姿勢」とは別物だということ。胸を張って背筋をピンという「美しい姿勢」は必ずしもカラダにとっては言い訳ではない、という説には目からウロコの思いがしましたね。
後は、今更ながら、減量には運動よりも食事を調節することが効くというオハナシを再認識しました。ご飯一杯分のカロリーを消費するのにジョギングなら1時間かかるという、聞いただけで疲労感を感じるような、具体的なオハナシは、ただいま運動をタップリやって痩せようと試みている私にとってはまさにショック!!まあ、運動することにはカロリー消費以外にも色んな効用があるので一気に止めようとは思いませんがね。一気に食事を減らすのも新たなストレスの種になったりもしますから…。
さて、明日からのジムワークの際には腹筋運動をやるべきか、それともすっぱり止めちゃうのか?当日の疲労度合いを鑑みて決めたいと思います(笑)。
by lemgmnsc-bara
| 2014-10-10 16:59
| 読んだ本