2013年 05月 16日
『語源でわかるカタカナ英語』を読んだ
積ん読山の下の方から引っ張り出した一冊。
カタカナ英語ってのは結構曲者ですね。会議なんかでちゃちゃっと使われちゃうと、なんという意味なんだかわからなくても、表面上は知っているふりをしていないといけません。本来の意味が曖昧なまま、なんとなくニュアンスだけで見聞きしている例が多いように感じます。「そんなことも知らないの?」って言われるのがいやだという見栄のせいなんですが…。
まあ、今は意味がわからなかったら、こっそりネットで調べれば一発でわかっちゃいますけどね。それに真面目に英語を再度勉強し始めてから(本書によればこういう場合はrefreshingというそうです)、結構英単語に触れる機会が増えたので、英語の例文から入って覚える単語もずいぶん増えました。英和辞書もすぐ手の届く場所にありますしね。
閑話休題。この本は知っていそうで実は知らない人が多いという言葉が130語ほど集められています。特にコンピューターが普及してからは、なまじ日本語で言うとかえって複雑になってしまう言葉が増えたせいもあって、カタカナ英語はどんどん増えて行く傾向にありますね。しかし、実は何となく意味を類推しているだけで、sureな意味は知らないという言葉が多いように思う、ってのは私だけでしょうか。
意味を勘違いしていても、日常会話レベルなら笑い話で済みますが、公文書やプレテの席などで意味の取り違えをやってしまったら致命的ですね。なにより恥ずかしくて二度とその場にたてなくなっちゃいます。
対処法としては、わからない言葉の意味は恥ずかしがらずにその場で聞くってのが最善。ネット等で後で調べるってのがその次でしょう。もちろん本書のような著作物で雑学的に覚えてしまうってのも有効です。私は3番目の策が一番好みですけどね。
by lemgmnsc-bara
| 2013-05-16 20:25
| 読んだ本