2012年 12月 30日
『ペントハウス』鑑賞
ベン・スティラー主演、共演者がエディー・マーフィーときては期待せずにはおられないコメディー映画。久しくいかなかったレンタルDVD屋の店頭で見かけて、さっそく借りてきました。
舞台はNYの超高級マンション。ベン・スティラー演じるのはこのマンションの管理マネージャー、ジョシュ。スタッフの雇用から各室の住人の細かい要望への対応まで、毎日毎日、まさに八面六臂の活躍をみせていました。
なかでもジョシュを買っていたのが、最上階のペントハウスに住む大富豪アーサー・ショウ。ジョシュもショウの投資の腕を信用して従業員の年金を元手にした投資を信託します。しかし、ショウの懐は実は火の車だったのでした。姿をくらまそうとしたショウをFBIが捕まえたことから、ショウの悪事が発覚。ジョシュはショウからなんとか皆の年金を取り戻そうとするのですが…。ない袖は振れないとばかりに冷酷な対応を受けたジョシュはショウの愛車のガラスをたたき割り、そのことでショウから訴えられてしまい、マネージャーの職を失ってしまいます。
復讐に燃えるジョシュは、同じくショウに恨みを持っているエレベーターボーイや破産した証券マンを仲間に引き入れ、ショウの隠し財産の存在を突き止め、それを奪おうと画策します。
ここで登場するのがプロの窃盗犯スライド(エディー・マーフィー)。しかし、彼の登場によってもストーリーは全く盛り上がりません。隠し財産はペントハウスにあると見込んだジョシュたちがセキュリティーが万全のマンションに忍び込むくだりも少しもドキドキしませんでした。盗み出すまでの過程もただ淡々とストーリーを追っている感じ。それなりのスリルを感じさせるような演出はなされているんですが、全然緊張感がない。
で、よくわからないオチで無理矢理ストーリーをブチ切ってしまうんです。なんなんでしょうね?まったく。
久しぶりに全く笑えないコメディーを観てしまいました。時間の無駄でしたね。
by lemgmnsc-bara
| 2012-12-30 17:29
| エンターテインメント