2012年 03月 07日
『トレーニングをする前に読む本──最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり』を読んだ
ただいまココロの問題で休職中です。でも別に起き上がれないというほどでもないし、暇だとろくなことを考えないので、毎日トレーニングに行ってアタマの中を空っぽにすることを心がけています。
昨年末に背中を怪我して以来、ろくにトレーニングを積んでいなかったせいでただでさえ衰えているカラダにますます脂肪がついてしまっているということもあり、連日かなりハードにかましております。そんな中、ふと目に留まったのが積み読山に埋もれていた標題の一冊。
筆者石井直方氏は運動生理学の専門家として東大大学院の教授まで務めている上、ご自身はボディービルダーとして数々のコンテストで優勝した経験を持つ、理論と実践を兼ね備えた方です。どうせやるなら効率的に鍛えてみようということで、ちゃりんこマシーンの上で読了。
さすがに中身は興味深かったですね。例えばバーベルは上げる動きと同様に下げる動きも重要だと言うこと。上げるのも下げるのもゆっくりやった方がより効果的だということ。これはトレーナー等から直接聞いていたことなのですが、実際にやろうとすると凄くシンドイので、ついつい手早く、しかも下げる方の動きは気をつかわずに行っちゃいますね。でも今日はしっかりゆっくり、丁寧にやりました(笑)。
それから基本中の基本ですが、1週間でもの凄く痩せる運動、とか、これだけ食べていれば絶対に痩せる、というような食品は存在しないということ。痩せる原理はとても簡単です。摂取カロリーを晴らして消費カロリーを増やせばいいんですから。でもこれは個体保存の本能に反する行為なのでなかなか難しいというのが実情。
ま、とにかく、今後しばらくはこの本に書いてあったことをアタマの片隅に置きながら、少々アタマも使ってトレーニングしていきたいと思います。
by lemgmnsc-bara
| 2012-03-07 19:43
| 読んだ本