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遅い夏休み日記その1

今年は勤続20周年のご褒美として会社から2週間の休暇と、ちょっとしたお小遣いがもらえるので、9月に休みを取って外国旅行に行こうと考えていたのですが、なんだかんだとばたばたしているうちに慌ただしく8月まで来てしまいました。さすがにそこから9月に外国に行くというのは無理なプランだったので、急遽時期を12月にずらすことに決定。代わりに9/5(月)・6(火)と休みを取り、前の土曜から連続4日という短い夏休みを取りました。

もうそれから2週間か…。時の経つのは早い、という感慨はさておいて、4日5日と一泊二日で新潟の松之山温泉に行ってきました。

4日(日)は薄曇りでやや涼しめの一日でした。例によって出発準備に時間のかかる最高権力者様にイラツキながらも昼前に自宅を出発。関越道をひた走ります。出発が遅かったし、日曜ということもあってか、下り車線はガラガラでした。途中の赤城高原SAで休憩がてら昼食を摂り、目的地の松之山温泉に一番近い十日町ICで高速をおりました。

で、一番最初に立ち寄ったのがクロス10十日町という道の駅です。ここにはなぜかこんなモノが展示されてました。

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展示プレートによればこのマシンのオーナーだかスポンサーだかがこの町に縁のある人だったということでしたが、詳しい由来は忘れちゃいました^^;

ここには小千谷縮をはじめとする和布の店がいくつかあったので、最高権力者様はちょっとした小物をいくつか買い、私は文庫本用のブックカバーを一枚買い求めました。

ここからは、うねうねとした田舎道を通り、松之山温泉へと向かいます。そこここに先日の震災の影響やら大雨の影響で地滑りが起こってました。一階部分が丸裸になった民家とか、植えていた稲が全滅してしまった田んぼとか…。改めて自然の力の大きさを思い知らされる光景でした。当家は単なるパッセンジャーですから「あ〜あ、こりゃひでえわ」で済んじゃいますが、実際に被害に遭われた人々はショックでしょうね、精神的にも経済的にも。政局でゴタゴタするより復興支援をなんとかしろい!!って改めて思わされもしました。

次によったのは美人林。ブナの木の原生林です。

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もう夕方だったんで、薄暗くなってはいましたが、空気のおいしいこと!作り立ての酸素ってこんなに気持ちのいいモノだったんだ、と思わせてくれました。

ちょっとした池なんかもあります。

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画面が暗いんでよくわかりませんが水の透明度は高かったです。何かが潜んでいそうな神秘的な池でしたね。ほんの小さな池だったんですけど…。

その後はドライブ疲れもあり、一路当日の宿「ひなの宿千歳」へGo。

着いたら早速温泉です。この温泉のお湯は草津、有馬と並んで日本三大薬湯と言われています。厚い岩盤の下から湧き出る源泉は97℃もあるそうで加水してうめてありますが、それでもまだ熱い。故にあまり長湯をしないようにという注意書きまであります。熱い湯に出たり入ったりを繰り返していくうちにだんだんと疲れが抜けていくような気がしました。こういうところが温泉の醍醐味ですな。

夕食は山菜と地元の銘柄豚中心の非常にカラダに優しい献立でした。驚いたのは鯉こくです。私の記憶にある鯉コクは内蔵やら脳まで入ったごった煮で、生臭くてお世辞にも美味いものとは思えなかったシロモノなのですが、その日出された鯉コクはまったくの別物。身だけが入っていてまったく生臭くありませんでした。ウロコまで美味でしたよ^^。

それからなんと言っても米どころ新潟のしかも山間部ですから、なにしろ飯がうまい。おひつを抱えて飯だけかき込みたいくらいの美味さでした。ひとつぶひとつぶの米がちゃんと自己主張して、味を口の中一杯に訴えかけてくるんです。いま思い出しても生唾モノのご飯でした。日本人に生まれてよかった、と言い切れるだけの味のあるご飯でしたね。

夕食後、一息ついてからもう一度風呂に入り、早々と就寝。腹一杯食って、温泉で疲れを癒して思いっきり寝る。ああ、幸せな時間だったなぁ…。
by lemgmnsc-bara | 2011-09-16 20:30 | ドライブ

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