『ファイト批評―映画・喧嘩・上等』を読んだ

ファイト批評―映画・喧嘩・上等 (映画秘宝COLLECTION (33))

アイカワ タケシ / 洋泉社

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最近、映画を観まくっています。このブログでも名作、駄作を含め映画を多々紹介するようになりました。で、ますますハマってしまいつつあるのですが、もう一つハマりつつあるのが映画批評の本です。大型書店の衝動買いツアーの際にも、必ず映画関連書籍のコーナーにより、映画批評ないしは映画エッセイの類をチェックしてしまいます。標題の書もやはり衝動買いツアーの際に買い物籠に放り込んでいたものでした。

この本の批評はとにかく辛口です。題名に「喧嘩上等」と謳ってあるだけのことはあります。釣崎清隆氏とアイカワタケシ氏の二人が、1回につき3本の映画を観て批評し、ついでに古今の名作とされている作品にも言及するというのが基本的なスタイル。

釣崎氏の方は100点満点で50点を超えることがほとんどありません。つまりほとんど誉めずに、貶してばかりいますが、論旨にきっちりと筋が通っており、貶すためだけの批評にはなっていません。したがって読んでいても少なくとも嫌な気分になることはなかったですね。ま、私は観た映画の絶対数が決定的に不足しているので、氏の批評が妥当か否かについては今ひとつ解りかねるんですがね…。

対するアイカワ氏の方はかなりアバウト。マイナス一億点とか、百億点とかいう点数をばしばしつけまくります。映画批評を一つの職業としている割には、全部観ずに劇場を出てきてしまったり、面白くないからと居眠りをしてしまったり…。でもその映画に魅力がないせいですから、仕方ありません。こういう批評の仕方もありかな、ってな感じです。「喧嘩上等」を謳っていることもありますしね^^。

この本を読んで見えてきた私の課題は、まずなにしろ古典の名作といわれているものを片っ端から観まくることですかね。最近観た『狼たちの午後』は確かに面白かったし、よく出来ていました。その面白さをきちっと書くことが出来れば、彼らの批評の妥当性がわかって来るんだと思います。
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by lemgmnsc-bara | 2010-07-17 21:50 | 読んだ本 | Comments(0)

なんだかんだで読んだ本のことばっかり書いてます。たまに映画、時々食い物とドライブとラグビー観戦。
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