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プチ修学旅行(京都逍遥その4)

10/17(土)午後の行動編です。

山元麺蔵のうどんを堪能した後、外に出てみると、雨でした。それも結構な強さの降り。早々にバス停に非難。京都のバス停にはたいがい、屋根付のスペースが設けてあるのでこういうときには便利ですな。

しばしの待ち時間の後、バスに乗って訪れたのは世界遺産の下鴨神社。高校の修学旅行以来、実に24年ぶりの訪問となります。高校の時は、神馬がつながれていたなぁ、というおぼろげな記憶しか残っていません。

神社訪問の前に、豆大福の名店「出町ふたば」で、赤豆の大福と黒豆の大福を買い求めます。雑誌やブログで多数取り上げられている有名店だけあって常に行列。後から後から人が並びます。

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夜にホテルに戻ってから食しましたが、柔らかで口解けのよい餅の食感と、豆のしょっぱさと餡の甘さがお互いに引き立てあう味はなかなかのもの。関西人の味覚はシビアです。

出町ふたばのすぐ脇の橋にはこんな石碑が。

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「サバを読む」の語源となった若狭湾の塩鯖を運んだ街道はこんなところを通っていたんですね。ホンのちょっとした空間にも、歴史を感じさせる数々のオブジェがひょいと立ってたりしますから、京都は油断が出来ません。

さて、下鴨神社です。

まずは、鴨長明所縁の河合神社です。

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方丈記を書いたと言われている方丈のレプリカです。

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「ゆく川の流れは絶えずして…」と方丈記の出だしの部分がちょっと頭を掠めますが、流れに浮かぶうたかたのごとくすぐに消えました^^。それにしても小さな建物です。閉所恐怖症の人だったら生きていけないでしょうね。こういう建物に日がな一日寝そべって読書三昧できたら夢のようではありますが…。

次は本社です。

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手水場はきちんと設けてありましたが、自然のせせらぎで禊を済ますのが正式の作法だということで、川の流れに手を浸していざ参拝。

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と思ったら、参道の脇にまたまた絶好の被写体が…。

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『君が代』に歌われている「さざれ石」とはこの石のことだそうです。確かに小さな石が固まって出来た岩のように見えますな。

拝殿です。

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先ほども書いたとおり、遠い記憶ではこの拝殿の近くに神馬が繋がれていたはずなのですが、そのための設備もなにもありませんでした。記憶違いだったのかなぁ?

拝殿の前には、各々の干支を祀った社がありました。ちょうど当家の干支である巳(最高権力者様)、未(私)は一つの社に一緒に祀られていました。

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参拝の後は神社のすぐ脇にある「賀茂みたらし茶屋」で小休止。

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食ってばっかりです。まあ、最初からこの店に寄るのも予定のうちだったのですがね^^。

最高権力者様は、この店が発祥だというみたらし団子をオーダー。

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私も1本貰いましたが、焼きたての温かい団子の味は格別。タレも上品な味に仕上がってました。おそらく蜂蜜を使っているのだと思います。日本茶に実によく合いますね。日本の「おやつ」の一つの完成形ともいうべき組み合わせですな^^。

同じものを頼むのも芸がないので私は季節の和菓子セットをオーダー。

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当日は栗大福と、栗羊羹でした。こちらも甘さ控えめで上品な味。京都の和菓子はレベルが高うおますな、ほんまに。

雨が上がったのでしばらく徒歩で散策。携帯でのライブ投稿で紹介した御霊神社や、菓子の「からいた」、同志社大学などを経由して次の目的地は蹴鞠の神様を祀った「白峯神社」です。

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境内にはちゃんと蹴鞠場がしつらえてありました。

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拝殿の中には、数々のチームから奉納されたボールが飾ってありました。写真を撮ったつもりでいたのですが、残念ながらメモリーに入っていませんでした(>_<)。サッカーチームが主でしたが、仙台育英、トヨタ自動車、神戸製鋼のラグビーチームが奉納したラグビーボールも飾ってありましたね。アメフトのボールも1個ありました。

境内にあった石碑。

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右側の玉を3回まわすと、蹴鞠の技能が上達するそうです。私もラグビーフットボールプレーヤーの端くれとして、技能向上を願って、欲張って5回まわしちゃいました^^;。

お次はバスに乗って学問の神様北野天満宮へ。

参拝の前に、最高権力者様がリサーチしておいた京漬物の名店「きたの」へ。

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工場と店舗が一体となった小さな店ですが小奇麗でした。地元の人も買いにくるようで、人の出入りはひっきりなし。あと2日漬物をぶら下げて待ち歩きするわけにもいきませんので、宅配便で自宅に送ってもらいました。

さて、北野天満宮です。

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写真は山門です。馬鹿でかい鳥居があったのですが、撮り損ねました^^;。

参道には牛の像が多数ありました。その中でも最も大きかったのが↓の写真のものです。

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拝殿前の狛犬。なぜか一本角を生やしています。こういう狛犬は初めて見ました。

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拝殿です。

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学問の神様ですから、11月にある社内の資格試験の合格と、来年受験予定のTOEICの点数アップを祈願しました^^。

結構歩き回って疲れましたので、神社前のバス停からバスに乗り、ホテルのある祇園まで戻りました。チェックインして一休みした後、夕食は親子丼が有名な「ひさご」です。

今更ながらですが、今回の旅は、名産品を食ったり買ったりするついでにその店の近くにある名所旧跡によってくるという旅です。あくまでも主目的は名産品にあります^^。この「ひさご」という店も最高権力者様のリサーチにより発掘した店です。

噂の親子丼と茶そばをオーダー。

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粉山椒の香が立ち上る、いかにも京都らしい薄味で上品な親子丼でした。さすがに比内地鶏の専門店で食べたものにはかないませんでしたが、コスト/パフォーマンスは決して低くなかったような気がしました。

食後、八坂神社近くの裏道を散策。石塀小路という粋な通りを見つけたのですが、残念ながら、携帯の電池切れで写真を撮ってくることが出来ませんでした。小料理屋や割烹が軒を連ねる、いかにも京都らしい小路だったんですけどね(>_<)。こういうところで粋に料理をつまみながら酒を飲めるようなおぢさんになりたいものだと思わせてくれるような、大人の空間が広がっていました。

さて、ようやく旅行記一日目終了です。当日も疲れましたが、この投稿も疲れました^^;。
by lemgmnsc-bara | 2009-11-28 17:35 | 雑談

映画、演劇、お笑い、あまり肩の凝らない小説等々…、基本的にエンターテインメント系に特化したブログにします。

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