2009年 05月 02日
今季公式戦第二戦
相手は昨年上のリーグから陥落してきたチーム。落ち目とはいえ、侮れない相手です。スタッフの協力を得て、事前に相手の戦法、戦術をしっかり分析して試合に臨みました。
私は第一戦同様、後半20分過ぎからの戦略的交代要員を言い渡されていました。従って、前半は相手の出方、特に私の主な活躍の場であるスクラムとラインアウトをしっかりウオッチしておこうと、頭の中だけ臨戦態勢。
午後2時半マイボールキックオフ。最初から地域獲得、ボール支配率ともに圧倒的に優位に試合を進めます。ところが、最後の最後で取りきれない。敵陣深く攻め入っては押し戻され、押し戻されしているうちに、ほんのちょっとしたミスを突かれ、一挙に走りきられて先制トライを奪われてしまいます。ゴールも決まって0-7。まだ早い時間帯ではありましたが、ちょっといやなムードが漂います。
その後も攻め続けてはいながら、最後の決め手に欠ける、という展開が続きますが、20分過ぎに、相手インゴール内に蹴り込んだボールを相手がファンブルしている間にこちらのWTBが押さえて、トライを取り返します。ゴールは決まらず5-7。
30分過ぎ、アクシデント発生。後半私と変わる予定だったプレーヤーが負傷のため退場を余儀なくされました。そのため、予定より30分早く出場することとなりました。(註 後で聞いたらこいつは単に足が攣っただけでした。夜の飲み会で真相を聞いた瞬間に張り倒してました^^;)
プレーに参加して早々、ゴール前のチャンスでいきなりパスをもらいました。タックルに来たプレーヤーに思いっきりぶちかまし。一人はぶっ倒しますが二人目に止められてしまいます。まあ、ちゃんと味方にボールをつなぎましたから、最低限の仕事はしたかなってところですな。
私の主戦場スクラムは、味方ロックとの息が合わず、押し込まれてしまいます。ファーストヒットでは完全に勝っているのですが、その後ロックの押しがないために逆襲を食らってしまい、ボールを奪われること2度。一度などは、ゴール前のチャンスでいろいろな仕掛けをする前にボールを奪われて大幅にゲインされてしまいました。敵の対面は大して強いわけでもなかったのに、押し込まれるわ、ボールを奪われるわ、恥ずかしいやら悔しいやら。夜の飲み会では、ロックのプレーヤーに散々飲ませてやりました^^。
前半はそのまま5-7で終了。こちらのミスと、相手の老獪さがうまくマッチしてしまった結果でした。
後半もまずは相手の老獪さにしてやられます。PKからのクイックスタートでいきなりトライを奪われてしまいました。(ゴールは決まらず5-12)
このあとしばらく試合は膠着します。相手は2度ほどPKを狙ってきましたが2度ともはずしました。点を取るべきときにしっかりとっておかないと試合の流れというものは変わってしまうもので、その後ようやく流れがこちらに来ました。
後半20分PKからのクイックスタートで№8がトライ。ゴール決まらず10-12。その3分後ゴール正面でのPKを得てこれをしっかり決めて13-12とようやく逆転に成功します。
私はといえば、相変わらずスクラムが安定しないのでイライラしていました。ロックが押せないなら自分ひとりだけでも押し込んでやろうと、意気込んでヒットしたらレフェリーから「まっすぐにではなく、スクラムの中心に向けて曲がった押し方をしている」と注意され、反則をとられてしまいました。イライラは募るばかり。敵ボールであろうが味方ボールであろうがとにかくぶち押して相手のスタミナと気力を奪うというのが最大の役目だというのに、チームのリズムを崩すほうに向かってりゃ世話はありません。多々反省しなければいけない試合でした。
この後はようやくボールの支配率が得点に結びついてトライラッシュ。相手ボールをインターセプトしたSOがそのまま持ち込んでトライゲット18-12。相手キックをチャージしたCTBがそのままインゴールでボールを押さえて23-12。確実に点差を広げていきます。
最後の最後でようやく満足の行くスクラムが組めました。相手ゴール前15mの敵ボールスクラム。しっかり押し込んで相手ボールをゲット。3mほど進んだところで味方が反則を犯してしまったため、再度相手ボールスクラム。このスクラムも押し勝ってボールをゲット、そのまま№8がサイドを突いて止めのトライ。ゴールも決まって30-12.同時にノーサイドの笛が鳴りました。
2連勝したのは決勝トーナメントに出場した5年前以来のことです。しかも2試合とも粘りに粘っての逆転勝ち。ここ数年来味わったことのない勝利の美酒でした。
最終戦の相手はこれも2戦全勝できていて、昨年は完敗した相手です。昨年はスクラムも圧倒されての負けでしたから、今年は是非そのリベンジを果たしたいと思います。次の試合は1ヶ月後。しっかり自主トレして、試合に臨みたいと思います。
by lemgmnsc-bara
| 2009-05-02 10:09
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